今日は今、私が参加しているクラスとはレベルの違うクラスの授業に参加してみた。やはり、今のクラスは少し難しすぎてレベル的に自分と合わない。クラス替えを希望しても希望のクラスに必ずしも行けるとは限らないが、大体の目安をつける必要がある。あまりに下のクラスに行って「場違いだ」と言われたり、歓迎されたり、楽しくクラス見学をさせてもらった。その後、担任の先生に所見を書いてもらい、留学生事務室に提出した。

家庭教師にコテンパンに否定されてしまった。経貿大学の先生よりはるかに厳しい。恋人の知り合いと言うことで、多少甘くみていたようだ。しかし、この方がやりがいがある。たくさん宿題を出された。明後日までに間に合うかな（苦笑）？

今日は初授業！が、授業が始まったらいきなり衝撃の事実の暴露から始まった。ここは経貿（経済貿易）漢語班らしい。経済に関心が無い人にとっては無用の長物でしかない。さらに、先生曰く、「あなた達は自ら志願してここに来た」とのこと。まさに「おいおい、聞いてないぞ！」という感じ。同居のN曰く、「分班考試は普通みんなできないので、ちょっと良い点数を取るとかなり上のクラスに行ってしまう。あまり上の班で勉強すると、途中が抜けて後で大変になる」らしい。たしかに、日本人は漢字を見れば大体の意味は分かるので、高得点を取りがちだ。・・・班を変えようかな？

夜は家庭教師の家に行って勉強した。僕の恋人が紹介してくれた。今のところ、月、水、金の週3回、1回1時間半の予定。僕の恋人の以前の仕事仲間で、なかなかに厳しく教えてくれる良い先生だ。宿題も出された。朝鮮族なので、韓国語も勉強しようと思えばできる。最近、自分の中国語の上達を非常に感じる。こうなってくると、中国語の勉強が楽しくて止められない。

今日は分班考試の結果発表の日。ドキドキしながら結果を見に行く。「初級だったらどうしよう・・・」という不安が頭をよぎる。半年勉強して初級だった日には恥ずかしくて頭を上げて外を歩けない。そんな思いを胸に、勇気を出して掲示板を見た。なんと、中級の1番上のクラスだった！・・・これまた不安だ。ついていけなかったらどうしよう・・・。まあ、どうしても大変な場合にはクラス変更が可能なので、とりあえず受けてみることにしよう。

なんと、今日から韓国人の同居人が増えた。こうなるに至った経緯は非常に複雑なので、ここでは省くことにする。彼は英語ができるが、私達はほとんどできない。彼は日本語は少ししかできない。彼の中国語が上達するのを待つしかない。今日から新しい生活の始まりだ。

午前は前期に中国語を勉強した旅游学院に遊びに行った。留学生事務室の先生と挨拶を交わし、最後に一番お世話になった精読課の先生に会いに教室に行った。久しぶりの対面だ。授業が始まったので、許可をもらって後ろに座って授業を観察した。今期は僕の後輩に当たる日本人の留学生仲間のTさんとHさんとSさんがこの初級班で勉強している。彼女らを見ながら、「こんな風に苦労して勉強していたんだなあ」と思い、非常に懐かしくなった。彼女らと先生の会話を通訳したりしながら、自分の中国語のレベルが確実に上がっていることを実感した。

午後は熊猫市場に買い物に行った。中国の買い物の醍醐味は何と言っても値切りだ。85元の敷布団をねばって60元にまけてもらったりした。もうちょっと値切れた気がするが。中国の生活にだんだん溶け込んでいくと、生活が面白くなってくる。

大学に行って入学手続きをした。大学の名前は「対外経済貿易大学」。経済や貿易の分野では北京大学と同じレベルだ。現在急発展中の大学で、留学生の急増がそれを証明している。手続き自体はそんなに複雑ではないのだが、留学生があまりにも多いので午前中だけで終わらず、午後までかかってしまった。最後に口頭試問があった。「おいおい聞いてないぞ！」という感じ。もちろん中国語オンリー。しかし、そんなに不自由無く交流できた。むしろ日本に帰る前よりレベルが上がっているような気がした。私はかなりの傲慢太郎なので、錯覚かも知れないが・・・。謙虚にいこう。まだまだである。

友人NからガンダムのVCDを売っている店があると聞き、大学の手続きが終わった後さっそく行ってみた。品揃えはなかなかだ。中国語の字幕が出たりするので、楽しみながら中国語の勉強ができる。・・・あくまで中国語の勉強のために買ったのである。

意気揚々と家に帰った後書類を大学に忘れてきたことに気付き、あわてて取りに戻るというハプニングが・・・。でも、あったから良かった。大学の留学生事務室の先生にすっかり名前を覚えられてしまった。キャー、恥ずかしいワ！

夜は日本人の留学生仲間のUさんの誕生日パーティーに参加した。中国人の友人も来たりして、非常に盛り上がった。多くの人からプレゼントをもらい、Uさんの顔には笑顔が絶えなかった。この幸せ者っ！