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円明園（中国北京）
2004年05月30日
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円明園について少し説明しておきたいと思います。円明園はもとは「暢春園」と言われ、明代に万歴帝（14代）の外祖父が「清華園」と名付けた庭園の一角でした。それに煕帝が手を加え（1709年）、さらに雍正帝はここを皇太后の住居とし、特に円明園だけを別に拡張（1725年）、離宮として政務を行ったのが始まりです。
円明園はこの時代の粋を集めて建造されましたが、第二次アヘン戦争時に英仏連合軍に侵略されて破壊・略奪行為を受け、現在の姿となりました。ほぼ完全に破壊されたことにより復元は非常に困難で、全体の約10％しか復元できないと言われています。
自分が行ったのは2、3回目ですが、石ころだけでなく大きな池や樹木もあり、公園としても楽しめるため、何回来ても苦にはなりません。ちょっとした迷路（左から1枚目の写真）があるのですが、そんなに複雑でもなく、老人から子供まで楽しめます。
