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四合院(中国北京)

2005年08月27日

妻の同僚の両親が所有している、王府井に位置する四合院(100年以上前の清朝時代に建てられた北京地方の伝統的な家屋。四角形の中庭を囲んで北側に南向きの母屋があり、東側に西向きの、西側に東向きの、そして南に北向きの建物があることから、四合院と言う)を見学してきました。

王府井は北京の代表的な繁華街で非常に賑やか(うるさい)なのですが、少し住宅街に入ったところにあるこの四合院の中はまるで郊外の別荘のように静かでした。また、樹齢300年の銀杏が屋根のようになって四合院全体を覆っており、とても涼しかったです。

では、写真を見ながら四合院の雰囲気を味わってみることにしましょう。写真をクリックすると、元の大きさの写真が別ウィンドウで表示されます。

正門
さりげないながらも風格が漂っています。この門の奥にある神秘境の存在をどれだけの人が分かっているのでしょうか?
中庭
主寝室(写真右奥)側が高く、入口(写真手前)側が低くなっており、雨が降った際の水流のコントロールがされています。昔の人は頭いいですよね~。また、写真に写っているアーチ型の門の右手前には家政婦が住む部屋があるのですが、この門によって雇い主の寝室(写真右奥)が見えないようになっています。
樹齢300年の銀杏
この木に実る銀杏の実は大きくて質が良いことから、全て売り払えば1000元ぐらいは稼げるそうです。実が落ちる時期になると、近所の人が拾いに来るとか。
樹齢300年の銀杏の登録証
この木、なんと国の保護を受けています。毎年の手入れ費用が国から支給されており、どこか痛んだりした場合は国に申告しなければなりません。
マホガニー製デスク
「文化大革命時代の遺物」シリーズ1。まさに骨董品といったカンジです。なんと、数万元の値打ちがあるとか。分かる人にはその価値が分かるそうです(当たり前ですね)。
竹編みチェアー
「文化大革命時代の遺物」シリーズ2。いい仕事してますね~。保存状態が良いです。
手動ミシン
「文化大革命時代の遺物」シリーズ3。 まだ使えそうです。
ラジオ
「文化大革命時代の遺物」シリーズ4。今の29型テレビぐらいの大きさです。ただ、残念なことにもう使えないそうです。
ラジオの真空管
「文化大革命時代の遺物」シリーズ5。上の真空管は約長さ15cm。現代のLSI(大規模集積回路)にこれより更にコンパクトなトランジスタが数千万個実装されることを考えると、科学の進化は本当にすごいですね!
リビング天井
四合院はもともと三角型の屋根をしているのですが、部屋の天井を平にすることによって夏の暑さが部屋の中に伝わるのを防ぎ、部屋の温度を下げています。
乗馬石
「文化大革命時代の遺物」シリーズ6。中国語では「上馬石」と言います。地上に普通に立っている状態から直接馬に乗るのは困難なため、この石が使用されたとのことです。

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