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中国留学時の交通手段

2007年8月9日

中国留学していた頃の内容を中心に話していきたいと思います。

留学生は安全面などを考慮し、基本的に学内の留学生寮に住むことを勧められますが、まず料金が割高になり、次に日本人同士で群れていては語学の習得に支障をきたすと判断し、学外に住むことにしました。

そうなると、必然的に学校から遠くなり、歩いて通うのは現実的に厳しくなるので、交通手段を使用することになる訳ですが、自分の場合、バスで通うにしては近く、歩いて通うにしては遠いという微妙な距離だったので、自転車で通うことにしました。自転車はヤミ市で買うと安いのですが、ああいうのは基本的に盗品ですし、品質も悪いので、新品を買うことにしました。

しかし、この新品の自転車、新品のはずなのですが、タイヤのリムがなんと歪んでいるのです。回してみるとすぐに分かります。値段も日本円にして2000円ぐらいとリーズナブルなのですが、やはり「安かろう悪かろう」なのかなと思いました。数日間この自転車で通っていたら、学校で盗まれかけました。カギを挿し込む部分がつぶされていたのです。時間がなかったのか、道具が合わなかったかで未遂に終わったようです。

壊れたカギを交換するために学外に持ち出す必要があったのですが、カギがかかったままの自転車を学外に持ち出そうとしていたので、警備員からしつこく尋問されました(苦笑)。あの時は中国語がほとんどできなかったので、本当に困りましたね。

その後、カギを交換したのはいいのですが、その数日後には自宅の下に停めていた時に完全に盗まれてしまいました。北京には、「自転車を3回盗まれないと北京人ではない」という言葉があります。つまり、それほど自転車がよく盗まれるところだということですね。自分は結局3回盗まれたので、晴れて北京人になれたということでしょうか(笑)。

あと、バスで学校に通ったこともあります。一番のサプライズは、降りる人がいないとバス停に停まらないことです。バス停の手前で乗車券を売る人が降りる人がいるかいないか確認します。降りる人がおらず、バス停に乗りそうな人がいなかった場合、そのバス停をスキップするのです。これでうっかり乗り過ごしたことが何度もあります。乗りたい人も、しっかりアピールしないと停まってくれないということですね(笑)。

数年前にバス停に停まらないと罰金を科すという法律が制定されたのですが、そんな法律は存在しないぞとばかりにどんどんスキップしています。法治国家には依然として程遠い中国では、日本のようにのん気に構えていてはいつまで経っても目的地にたどりつけないですね。

最後に、中国の一般家庭の子供の通学の様子について少し語ってみたいと思います。小さい頃であれば自転車の後ろに乗せて送り、少し大きくなれば自分で徒歩、自転車あるいはバスで通っています。日本と違い、集団登校の習慣は無いですね。

また、中国も徐々にではありますがマイカー時代に突入し、朝早くまず子供を車で学校まで送ってから会社に向かう親が増えてきているようです。中国の学校は朝早くから始まりますし、子供を学校に送ってから出勤というスタイルが日本より社会から認められやすいというのも増加の原因かと思います。

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