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投稿者 K・N
2000年10月現在
10月1日、51回目の国慶節でした。去年(1999年)は50周年ということでものすごい盛り上がりで、戦車やミサイルや56民族の出し物が天安門の前を行進していました。
しかし、今年(2000年)は「今日が本当に国慶節なのか」と思うくらいに静かでした。まるで普段の日曜日のようでした。
10月4日、万里の長城に行きました。1日から7日まで国慶節で休みなので、何処へ行っても人が多いと予想していましたが、想像をはるかに越える人の数でした。
バスに乗るのにまず1時間かかり、着いた後バス停から入り口まで行くにも、たくさんの人波をかき分けてようやく入り口にたどり着き、入ると万里の長城の道が見えないくらい人で埋めつくされていました。
結局、2時間くらい歩いても頂上まで行けませんでした。普段の日に行けば1時間もあれば頂上にいけるのに・・・。帰る時も簡単には帰らせてくれませんでした。
10月6日、友人の披露宴がありました。親戚や友人たちが20人くらい集まっての披露宴した。
会場といっても、少し良い中華料理のお店でした。中国では普通ぐらいだそうです。約2時間食事をしたり、話をしたり、カラオケをしたりしました。カラオケが終わるといつのまにか披露宴も終わっていて、皆帰ってしまいました。残った私は、友人や両親が住む家に行くことができました。
今回の披露宴で感じたことは、「これが漢族の披露宴なのか」ということと、友人の結婚相手の家族がものすごく仲が良いことです。そして、友人が披露宴で皆の前で挨拶していた言葉も良かったです。
「私は1人の日本人ではなく、日本人の代表として結婚します。そして皆さんに2つ御礼を言いたいです。1つ目は今日集まってくれたことに対して、2つ目はお祖父さんたちの話を聞いて、お祖父さんたちの頃はもっと質素だったと聞いて、たくさんの苦労と努力のおかげで今日このように披露宴をすることができたことに対してです」
この後も、たくさんの感動する挨拶をしていました。
今中国では、おそらく「2008年のオリンピックを北京で」に向けて、たくさんの工事をしています。それもかなりのスピードで進んでいます。
2週間ぶりに同じ道を通ると、「いつ出来たんだ」と言いたくなるくらい、きれいでまったく別の道のようです。もしも2008年に北京でオリンピックがあったとしたら、きっと違う国のようになっていることでしょう。