中国国際結婚手続き-ねむしし
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中国で独身証明書を作成する際の注意事項&国際結婚手続き(中国吉林省)

投稿者 てつ
2005年11月中旬現在

国際結婚手続き

出会い等いろいろ有りますが、とりあえず手続きのことだけ書きます。12月末には彼女の実家近辺で結婚式です。独身証明書(正式名称:婚姻要件具備証明書)は中国で作成するので、日本から持って行った物は「戸籍謄本」のみです。パスポートは必ず持ってますものね。

独身証明書(北京領事部と沈陽領事館)編

独身証明書を作成するため、まず北京の領事部へ出向きました。訪中前に彼女が領事部に電話して発行の有無を確認したのですが、その時の回答は「否」。そこでちゃんと理由を確認すれば良かったのですが、沈陽で発行できて北京で発行出来ないわけがない!と勝手な思いこみで北京まで来てしまいました。

で、北京の領事部へ行ってみると・・・「吉林省では、北京発行の独身証明書はフォーマットが合わないことから発行しても無駄です」とのこと。理由は、中国側がフォーマットをころころ変えるから。沈陽の領事館は対応しているけど、北京では対応しきれないとのことでした。「沈陽からFAXしてもらって印を押すのではダメか?」と聞いたのですが、回答は「否」。「FAXだと書類に汚れが発生するのでNG」だそうです。ま、大使館の人も受理されなかった場合責任取れませんものね。

飛行機で沈陽到着後、タクシーに領事館の場所とホテルを聞いて、そのホテルへチェックイン。北京に比べれば安い物ですな。しかし、11月中旬となると寒いです。

*翌朝、早めに起きて食事後タクシーで領事館へ。入口は現地の方がビザ申請なのか混んでいました。並んだ方が良いのかな?なんて思っていると、別の現地の方?が親切にも彼女に「結婚?日本人はすぐに入れるわよ」なんて教えてくれました。ラッキーです。

中国人が並んでいるところを横目に日本のパスポートを見せながら領事館の門の係員へ見せました。もちろん普通に入れてもらいました。中では日本人用と現地の人用の窓口が別々に用意され狭い方の日本人窓口に並びました。並んでいる人はほとんど独身証明書をもらおうとしていました。(^^ゞ

用紙をもらって記入し、再度窓口に提出。用紙には私の勤務先の電話番号や彼女の連絡先といった内容を記入する欄があり、「わからない」と窓口に伝えたところ、「発行まで40分ほどかかるので、外で調べてきて下さい」と言われました。で、一度領事館を出て彼女の番号を聞き、30分程度外で話をしていました。外はまだ寒く、彼女も寒い思いをしたことでしょう。でもお茶出来るような場所は見あたらず、しょうがないので、さらに待っていてもらいました。

再度領事館に入って電話番号を記入し、今度は中で待たせてもらいました。なぜかそこからさらに20分ほど待つと名前が呼ばれ、独身証明書と離婚証明書がもらえました。1部90元、3通なので180元でした。もちろん、後者は初婚の方にとっては必要ないでしょうけど・・・。

ちなみに、戸籍謄本は返してくれました。ちょっとだけラッキー。

■手続き費用:
・独身証明書 90元
・離婚証明書 90元

結婚手続き(長春)編

前日同様、朝食後にタクシーで吉林省渉外婚姻登記処へ。なんか寂れた?ような場所でした。前の方の情報だと「新しい」ってありましたけど・・・どうなんでしょうか?新しいのかな?

入り口付近に居たおじさんに彼女が話しかけ、申請用紙をもらいました。そこに名前や住所等を記入しましたが、普通のボールペンでは「ダメ」と言われたようです(私は中国語が分かりません)。5元でジェルボールペン?を買わされ、それで記入しました。

記入後は奥へ行って申請です。申請時、スケジュール表をもらいました。どうやら3日かかるようです。しかし、私の場合、この日の午後一には北京に行かないと日本に帰れません。北京大使館での処理が余計だったのですが、そうも言っていられません。係員に「彼は今日の午後日本に帰る。なんとか手続きを早くできないか」と話してもらいました。すると・・・「1000元出せば、1時間で証明書を出してあげる」とのこと。「なんか中国だな~」と感じた瞬間です。再度長春に来ることを考えれば、1000元なんて安い物です。写真を撮って40分ほど待つと結婚証が出来ました。あとは係員の前で誓いの言葉を言えば完了です。

出生・国籍公証書については、私は不要なはずなので彼女にお願いし、私は帰国しました。

長春は先日空港がオープンしたのですが、かなり遠くなったようです。その辺も時間をちゃんと考えておかないと危ないですね。

■手続き費用
・ジェルボールペン  5元
・申請料(写真代込) 130元
・賄賂?       1000元

結婚手続き(日本)編

帰国後、私の住んでいる都内の区役所で手続きしました。行く前に電話で必要な書類等を確認していたので、あまり困ることは無かったです。必要書類は以下の通り。

■必要書類
・結婚証(赤い奴)
・出生公証書・・・あれば提出(原本は返却)
・国籍公証書・・・結婚証に国籍が無い場合
・戸籍謄本
・印鑑

ちなみに、出生公証書は持っておらず、国籍公証書は結婚証に国籍が書いてあったため不要でした。また、窓口で結婚証の翻訳をその場でさせられました。といっても、フォーマットが決まっているため、名前・登記処の名称等を書き込むだけでした。

これで結婚手続きは終了です。あとは・・・在留資格の申請が残るのみですが、これからが大変です。

<感想>

皆さん、中国で独身証明書を取った方が良いと言われていますが、その通りですね。私の場合、北京⇔沈陽の余計な移動がありましたが、基本的に楽でした。是非お勧めします。

吉林省渉外婚姻登記処で配布された書類について

登記処でもらったスケジュール表。これによると、3日かかるようになってます。

登記処の入口でもらった申請結婚登記声明書。2枚書きます。

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