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グリーンカードの申請（中国）
2004年08月20日現在
グリーンカードの申請条件
2004年8月15日に『外国人中国永住審査弁法』が発布され、中国グリーンカード（永住権）制度が正式に実施された。ごく一部の中国に貢献した外国投資者向けには以前から同様の制度があったが、今回は一般人（中国人と結婚した外国人配偶者）にもその門戸が開かれたのが最大の特徴。ただし、以下の条件を満たしている必要がある。
- 結婚関係が5年以上であること（結婚証と出入国履歴から割り出すと思われる）
- 中国に連続5年以上（年間9ヶ月以上）滞在していること
- 収入が安定していること
- 住所が安定していること
グリーンカードの必要書類
- パスポート
- 中国政府が指定する衛生検疫機関、または当該国に駐在する中国大使館（または領事館）の公証を経た当該国の衛生検疫機関が作成した健康診断書
- 結婚関係を証明する資料
- 収入が安定していることを証明する書類（中国の地税局が作成した納税証明書、または当該国に駐在する中国大使館（または領事館）の公証を経た当該国の税務機関が作成した納税証明書
- 当該国に駐在する中国大使館（または領事館）の公証を経た国外無犯罪証明
- 2インチの正面写真（カラー）4枚
- 『外国人中国永住審査弁法』が規定しているその他の資料
グリーンカードの今後について
『外国人中国永住審査弁法』は制定されたものの、実務において審査方法や規定されている条件に曖昧さや説明不十分な箇所を残していることから、政府は関係機関に対してさらなる改善を要求している。今後、審査方法や条件などが変更される可能性は大だ。
