現在位置: トップページ > 中国人との国際結婚手続き > 北京⇔延辺~12日間の旅~
投稿者 K・N
2001年03月現在
婚約者の実家に行ったり、結婚手続きをするために全部で12日間、延辺に行ってきました。
といっても、前後2日間は汽車の中でした。25時間乗って北京から図們に着きました。汽車の中では寝るか、食べるか、話すか、という、とても暇なひと時を過ごしました。
図們に着いたら休む間もなく2時間のバスの旅となりました。バスを降りると今度はタクシーに乗って10分くらい乗って実家に着きました。
もうすぐ相手の両親に初めて会うので緊張したのですが、乗り物を次から次に乗り換えるので、いざ実家に着いた時には緊張というものは無くなり、気が付いたら目の前に両親が立っていました。
朝鮮族の風習なのか、韓国の風習なのか、両親に敬礼をした時点で家族の一員だと認めてくれました。両親と親戚にはとても良くしていただき、とても嬉しかったです。
結婚手続きの方も、北京に居る時から順調に準備が進み、普通日本で準備に1ヶ月くらいかかる書類が1日で準備でき、各役所でもすぐに手続きを終えることができました。
今回はそんなに時間がなかったのであまり観光などは出来ませんでしたが、1ヶ所だけ、中国と北朝鮮の国境に行きました。この川の向こうが北朝鮮だと思うと、複雑な気持ちでした。
あと、食べたくもなかった犬の肉も食べてしまいました。味(牛肉の味に似ている)は、まずくはないけれどもこれが犬だと思うと食欲がなくなってしまいました。
今回の旅で疑問に思ったのは、延辺に行くと朝鮮族が多いので朝鮮語が飛び交っているのですが、朝鮮族の人は一目見ただけで「この人は朝鮮族でこの人は違う」と分かってしまうということです。
朝鮮族の人が言うには見れば分かるそうです。確かに、見れば分かる人もいますが、やっぱり分かりません。
他にも色々ありました。例えばトイレが汚いとか、食べ物はやっぱり辛いとか、何でこんなに寒い(-17度)とか、マージャンを始めると止まらない(これは日本もあまり変わらない)とか。