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中国吉林で旧正月を過ごすの巻
2002年02月04日
朝、お風呂に行った後、北京から吉林に一緒に来たお姉さんの実家に遊びに行った。韓国の伝統的な物語の「沈清」と「春香伝」を見るのが主な目的だ。もちろん、お姉さんは朝鮮族。
お姉さんの家族が暖かく迎えてくれた。テレビを見たい子供達を尻目に、半ば強引にビデオを見ることにした。しかし、ここで問題発生。ビデオの映りが悪い。むぅ、ここまでか・・・？ここで、お姉さんのお父さんが登場。タバコをふかしながら、しばらくいろいろいじってみる。・・・効果が無かったようだ。
次はおもむろにビデオデッキを分解し始めた。おおぅ、この人はこの手の仕事をしているのか？しばらくしてビデオデッキを組み直し、ビデオを再生したらなんと！きれいに再生できるようになっている。真棒！後でお姉さんにお父さんは何の仕事をしているのか、と聞いたところ、「会社員」と一言だけ答えてくれた。・・・結局、何の仕事をしているのか分からずじまいだった。
昼食を挟みながら、ひらすらビデオを見続ける。テレビから10メートル以上離れて見るのはなかなか慣れない。ビデオを見ながら、お姉さんのお婆さんが熱心にビデオの説明をしてくれた。
「沈清」は韓国の「孝」の精神を学ぶ良い物語だ。これはアニメーションだった。目の見えない父のために苦労する娘の姿に、感動を覚えた。続いて「春香伝」を見た。見始めてから約10分後、恋人が「帰りましょう」と言ってきた。後で聞いたところ、寒かったかららしい。・・・確かに寒かった。
疲れが溜まってきたようなので、帰ってからしばらく休んだ。
