現在位置: トップページ > 中国人との国際結婚手続き > 1日で終わった国際結婚手続き(中国吉林省)
投稿者 S・I
2005年02月21日現在
●手続きの流れ
2005年2月20日、日曜日の夜22:40北京発の夜行電車に乗り、朝7:00に長春駅に着きました。中国の電車には初めて乗ったのですが、なかなか快適でした。私達が乗ったのは寝台の固いほうです。1人片道200元ちょっとだったと思います。
8:30から婚姻登記処が開くので朝ごはんを食べて暇をつぶそうと思っていたら、全然お店が開いていませんでした(「春節直後だからだ」と言われました)。
そこで、先にその夜泊まるホテルを探しました。婚姻登記処に向かって左の方に5分くらい歩いたところにホテルがあり、なんと一泊70元。お部屋はワリと清潔でした。
その後、婚姻登記処の脇にある小さいお店でおばちゃんにカップラーメンを作ってもらいました。そのおばちゃんが妙に結婚申告について詳しく、「書類を見せろ」とか「○○はあるのか」とか聞いてくるんです。不思議に思っていたら、実はそこは闇の婚姻登記処で、「1000元出せば今日中に結婚証を出してあげる」と勧誘されましたが、丁重にお断りしました。
登記処に行くと先に小さな部屋に通され、用紙に住所や名前等を書かされました。その後、資料(日本人は独身証明書とパスポート、中国人は戸口本と身分証明書)や手続き料(確か95元だったと思います)を渡し、写真を撮って午前中の手続きは終了。
ねむしし管理人さんのレポートに書いてあった結婚手続き費用200元というのは取られませんでした。その時点で9時くらいだったと思います。いつもはどうか分かりませんが、今回は数カップルしかいなかったので、並ぶもなくすぐに終わりました。
午後1時に来るように言われていたので、それまでホテルに戻って少し休んだ後、長春の街をタクシーで観光しました。でも、冬の長春は昼間でもとっても寒いです・・・。
午後は結婚証の受け取り。順番に名前が呼ばれて宣誓文を読まされ、サインをすると結婚証が渡されます。受け取った順に公証処へ。
公証処は2箇所あるらしく、どちらに行っても良いようで、それぞれ職員の人が連れて行ってくれます(私達は第一公証処に行きました。
名刺を頂いたので、最後に所在地や電話番号を追記します)。1部60元と言われ、3種類3部ずつということで9部作成したのですが、450元ぐらいしか取られませんでした。まとめ割引してくれたのでしょうか?・・・謎です。
私達が行った公証処には写真を撮影する場所が無く、向かいにある写真屋に行くように言われました。写真と資料を渡してから大体40分くらいで公証書が出来上がります。
私の彼はお父さんが亡くなっているため、戸口本にお父さんの名前がありませんが、お父さんの死亡診断書等の資料を前もって取っておいたので、出生公証書も問題無く取れました。中身を確認し、印を押してもらい、その時点で3時ちょっと前くらいでした。
2日間かかると思っていたので、ホテルを取ったし、飛行機も翌日の夕方を予約していたのですが、急遽当日帰ることに。ホテルは半日ということで35元になり、航空チケットは空港ですぐに変更できました。
以前は手続きに2日間かかっていたそうですが、今は1日になりました。私を含め、お仕事をしている方にとってはとても便利になったと思います。「中国での結婚申告は面倒!」というイメージがあったのですが、かなりすんなりとできたので拍子抜けでした。お急ぎの場合でも、登記所の脇にある闇のおばちゃんに頼まなくてもOKですヨ!
それから、もう少しで登記処は今の場所からすぐ裏の方へ引っ越すそうです。これから結婚手続きに行かれる方は、前もって確認した方が良いかと思います。下記の公証処に聞けば、登記処の引っ越し先が分かるのではないでしょうか。
●吉林省第一公証処について
所在地 | 吉林省長春市朝陽区建政路722号 |
代表Tel | 043-1898-7376 |
担当職員 | 張英姿 (高級公証員 科長) 携帯: 135-9640-7958 |