中国国際結婚手続き-ねむしし
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結婚手続き(中国吉林省)

投稿者 リント
2009年06月現在

当初の計画では、7月末に中国で披露宴、その後、結婚手続きして日本で在留資格認定を取得する予定でした。これだと、妻の来日は9月~11月頃になります。

しかし、会社の同僚から「リントさんは、既に結婚を決意しているのだから、奥様と早く同居したければ、すぐに結婚手続き・招聘手続きを開始すべき」と助言されました。

この一言で私の手続き開始にターボがかかりました。

渋る上司を説き伏せて、6月12日から一週間余りの休暇をゲットして、彼女に「結婚手続きするよ!」とメール一本、こうして突然、結婚手続きが始まったのです。

まず、第一関門の「日本人配偶者の婚姻要件具備証明書」ですが、皆さんが勧めるように在中国日本大使館/領事館で取得する方法もあります。特に、私の彼女の居住地は吉林省吉林市なので、瀋陽はそれほど遠くないと思うでしょう。

しかし、列車で6時間、飛行機は一日約一便しかない…

「どう見ても、貴重な平日をまる一日つぶすなぁ」。この時は、同僚から得た情報で「吉林省の手続きで最始の申請から結婚証交付まで3日間」ということが頭から離れず、役所が空いている平日は非常に貴重でした。

そのため、婚姻要件具備証明書は日本で取得することにしました。幸い、居住地が東京に近かったので、戸籍簿謄本取得→婚姻要件具備証明書取得→外務省に認証申請(1日)、外務省の認証取得→中国大使館に認証申請(半日)とここまでは順調。

中国大使館の認証は「4日間必要」と紹介されているところが多いけど、プラス3000円を支払うと「加急申請」といって翌日交付が可能でした。

しかし、中国出発の前日、問題発生!なんと寝坊してしまい、その時間から大使館に行っても営業時間に間に合わない…

しかたなく、親に頼んで、中国滞在先のホテルに送付してもらうことに。

だが、さらに問題発生。北京市や上海市と同じ感覚で「DHLかFedexで送ってくれれば、翌日には届くから(^^)/」。とんでもない、「吉林省は配送区域外です」とのつれない返答だったとか。

しかたなく、日数の掛かる日本郵政のEMSで送付してくれました。なんとか4日後に着いたので手続きには問題ありませんでしたが、焦りました。

さて、肝心の中国長春での結婚登記手続きと、公証書(結婚公証書/国籍公証書/出生公証書)とその訳文取得ですが、ここで彼女の家族に感謝!中国社会の「人脈とワイロの力」に感謝です。

彼女のいとこの友人が長春市公証処に関連する仕事をしているそうで、いとこが手続きの手配を依頼してくれたようです。

朝一に登記所で「彼」に会い、必要な添付書類と【2500元】を渡しました。これでほぼすべて終わり。あとは、いわゆる「ワンストップサービス」で彼の言うとおり署名したり、写真撮ったり・・・ 他にしたこと?登記所のベンチで座って待つこと、交渉処のベンチで座って待つこと、です。

要した時間は約2時間と少し。僕の同僚が河南省でまる3日間を要して綱渡りの手続きを行ったことに比べれば、2500元のワンストップサービスはまさに「ファーストクラス」でした。人脈があり、出費を惜しまない方は、是非とも試す価値ありです。

公証書について補足しておきます。日本の自治体によっては、「結婚証明書だけで可」「結婚・出生・国籍の三種類が必要」など様々らしいですが、今回のワンストップサービスでは、最大公約数をとって「三種類の公証書×3通、しかもすべて日本語訳文付き」でした。さらに、その後、「日本での婚姻届ではこの資料を使うこと。入管の手続きではこの資料…」と懇切丁寧なアドバイス付き。

最後に、僕と彼女は「彼」に昼食をごちそうして、約2時間の完璧な結婚手続きは完了したのです。

P.S.: 彼女の父親からは「何て高い費用を支払ったのか?!」と言われましたが、時間の無い私にとっては、2500人民元で、このサービスは大満足でした。

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